プロの夫婦カウンセラーも内緒で読んでいる「愛され妻になる秘訣」 

≪新聞記事≫

こんにちは、夫婦円満コンＲ 中村はるみです。

夫婦はチームの相方ですから、対等ですよね。

現代は夫が経済のメインでも、「誰が養っているんだ！」と喚くモラハラ夫は、絶滅種のはず。

今日は80万部発行の新聞、連続コラムの10回目　夫婦関係が上手くいくには、平等、対等、どちらがいい？

このコラムは夫婦二人向けですが「妻に寄り添って」と願い、何気なく夫向けに書きました。

以前「男女は平等ではなく対等」という意見が議論を呼びました。

この議論には、ジェンダー意識が深くかかわっていました。

私は、夫婦は「対等」と考えます。

二つの点から説明します。

◆　一つ目は男女性差。

性差には「生物学的な性＝乳房などの体の仕組み」と「社会学的な性＝『男は〇〇』などの社会的考え」の二面があります。

社会学的な性がジェンダーです。

「男は仕事、女は家庭」といった性別役割など、社会的・文化的につくられた性のことを指します。

• 　夫婦の平等と対等の中村はるみの定義

・「平等」は男女に同じ肉体労働をさせること。

・「対等」は男女同じく社会参加できること。

女性でも、家事が苦手という方もいます。

男性でも、家事が得意という方もいます。

自分の得意分野をより負担し、相手の苦手分野を補う「分野ごとの適切な不平等が必要」と考えます。

この方が家庭運営の効率はいいですよね。

◆　二つ目は「公平」の概念。

平等は本来、機会の平等のはずです。

でも、「状態を無視した同じ扱い」の使用例が多いですよね。

男女に同じ肉体労働をさせるのは、本当の意味の公平ではないはず。

対等とは、ＡとＢとの実力・地位が等しく、優劣上下を付けない公平な関係。

性差がある男女はスタート地点が異なるので、私は公平にするには「ハンディ」が必要と考えます。

オリンピックの種目も男女別に分かれ、パラリンピックが開催されます。

将棋や囲碁の女流もある意味ハンディと言えます。

• 豆知識：ハンディキャップ

例えば、夫が苦手な家事をする場合、妻に大きなハンディが必要ですよね。

それは夫に対する配慮＝優しい目、論理的説明、合理的思考などです。

家事が得意な女性と違い、夫の能力に合わせた説明や、便利な道具を与える配慮。

さらにどんなに出来が悪くても誉め言葉は必要ですよね。

次のように表せます。

男女共に権利の平等があってこそ「公平」と考えます。

もし、分野ごとにゴルフのハンディのような配慮が互いにあれば、あなたと伴侶の人生は愉快になるはず。

それこそ、モラハラ・パワハラ（力）の世界ではない、対等の世界です。

会社の製造部門・販売部門・経理部門。

すべての部門が協力して利益しているから、利益が出るのであって、どれか特定部門が偉いわけではありません。

 クオリティ・オブ・ライフ研究所　代表、　夫婦円満コンサルタントR　中村はるみ 

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